
かりん、何をごそごそやってるんだ?
まさかそれ「退職届」じゃないだろうな。

あ、ちとせさん!バレましたぁ?
給料も低いし人は減る一方やし、もう限界なんですよぉ〜。
いっそのこと転職しようかなと思ったんです!!

気持ちはわかるけどなぁ…。
でもかりん、その早まる手をちょっとだけ止めてくれ。

どうしたんですかぁ〜?

昨日(2月24日)、国会で俺たちの働き方を変えてくれるかもしれない「極めて重要な議論」が行われたのは知ってるか?
(見出し1:政治家の優しさではない。「恐怖」が国を動かした)
なぜ今、国会で「医療従事者の賃上げ」がこれほど議論されているのか。
それは政治家の優しさではありません。**「恐怖」**です。
その正体は、目前に迫った**「2026年問題」**です。
団塊の世代が75歳以上になり、日本の医療需要が爆発的に増加するこのタイミングで、臨床で働く看護師に大量離職されたらどうでしょうか?
日本の医療システムは物理的に崩壊します。需給バランスは完全に崩れているといえます。
そのため昨日(2月24日)の国会代表質問では、異例とも言える**「賃上げの強制力」**に焦点が当たったと考えます。

なるほど…。
あたしらが一斉に辞めたら困るから、慌ててご機嫌取りに来たってわけですか。

言い方悪いな!…でもその通りだ。
だからこそ、今回の議論は今までの「努力義務」レベルとは本気度が違うんだ。
(見出し2:これまでの「手当」と今回の「ベア」は次元が違う)
「どうせまた、月4,000円とかの一時金でしょ?」と思っていませんか?
勘違いしてはいけません。今議論されているのは**「ベースアップ(基本給の底上げ)」**であり、その価値は全く異なるものとなります。
- これまで(手当): 単発の利益。ボーナス計算に含まれない。退職金にも響かない。病院の経営次第でいつでもカット可能。
- 今回(ベア): 「複利」のように効く恒久的な利益。 基本給が上がれば、それに連動して残業代単価も、賞与も、将来の退職金もすべて底上げされる。
本日の国会答弁で最も重要なのは、首相が**「賃上げに充てたかどうかのフォローアップ(監視)を行う」**と明言した点です。
つまり、「補助金はあげるけど、ちゃんと看護師の給与明細の『基本給』の欄が増えているか、国がチェックするで」という圧力が、病院経営にかかり始めています。これは過去のバラマキとは「拘束力」の次元が違います。

へぇ〜!基本給が上がるんやったら話は別ですね!
ボーナスも増えるってことか…それはいいかも!
(見出し3:辞めるなら「タスク・シフト」の波に乗ってからにしろ)
もしあなたが「今の病院」に絶望しているとしても、「看護師という資格」そのものに絶望する必要はありません。
国会では今、**「タスク・シフト(医師から看護師への業務移管)」**に伴う予算が激増しています。
- 特定行為研修修了者
- 専門的な検査スキルを持つ看護師
- 認定・専門看護師
これらは今、「医師の働き方改革」の救世主として、国が**「高い診療報酬(=病院の儲け)」**をつけてでも確保したい、「高配当」な人材です。
今の病院が資格取得支援に渋いなら、支援制度が整った病院へ移ればいいだけのこと。国はそこに巨額の補助金を出しています。
「ただの激務な看護師」から、「国が高値で買いたがるスペシャリスト」へ。
辞めるなら、病院のお金(国の補助金)でスキルという武器を手に入れてからでも遅くありません。

なるほどねぇ…。
「もう嫌!」って勢いで辞めるとこやったけど、どうせなら賢く立ち回って、利用できるもんは利用したほうがいいってことね!

その通り。
感情的に「もう嫌だ」と辞めて、条件の悪いクリニックや全く別の低賃金職に流れるのは、もったいないんじゃねえかな。

まずはこの「賃上げの波」が自分の明細にどう反映されるか、しっかり確認してからでも遅くはない。
ほな、わかったらその退職届は一旦しまっとけ。

はぁ〜い!
じゃあ…センパイ♡
退職届しまう代わりに、今日の夜ご飯おごって〜!焼肉で!

なんでやねん!
引き続き、国会での討論な内容をお届けしていきます。また次回、お会いしましょう!!



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